案外数が多いですね一括査定サイト、それだけ利用者が増えている証拠ですが車の買取金額を一気に比較できるこの一括査定サイトをさらに比較するという、「二重比較」のこの企画も第4弾です。
目次
ズバット車買取の特徴
比べる・選べる・決められる
車の買取だけでなくその販売、さらにピアノ買取業者や引っ越し業者、生命保険や自動車保険などなど、様々な商品・サービス比較ができる、「ズバット総合」サイトの一コンテンツがこのズバット車買取です。
運営は、亀田大毅選手との試合の内藤大助元チャンピオンのスポンサーになったことで話題になった(株)ウェブクルー。
「最適な選択肢を究極のタイミングで…」との会社ポリシーに基づき、数多くの商品・サービスを紹介または、自身のサイトに登録する自動車販売業者や保険会社に、車両情報や顧客情報を提供しています。
ですがこのウェブクルー「究極」とは思えないタイミングで、まったく関係ないメールマガジンなどが届くなど、個人情報の取り扱いについて疑問の声が寄せられている企業でもあります。
提携大小入り混じる211社、最大10社が比較可能
個人情報の件はさておき、「ズバット」の総合比較サイトとしての知名度はなかなか高く、車買取についても参加業者は地元密着型から全国チェーンまでバラエティー豊か。
このバラエティーの豊富さは、車種ごとの判断が違う企業からの査定評価を確かめられるので高評価、最大10社出の査定額比較数もそれが本当であれば同スタイルの一括査定サイト内では高水準と言える数です。
専門家のアドバイスも
サイト上では、自動車関係のコラムや注目ニュースなどを掲載
「アイドリングストップは環境に配意がバッテリーには厳しい!?」
「付けてよかった?なくてもよかった…車のオプションパーツランキング」
「車内の温度上昇を抑えるアイテム」
「車の買い替え、一番お得なのはいつ?」
など、ユニークかつカーライフを豊かにするための、「ライフハック的」な記事もなかなか面白い。
また、車の買取を上手により高い査定を引き出すためのコツを、車の専門家チームが実際の利用者実績データを徹底解析し、ガイド役として元モーターマガジン副編集長で現在、フリーエディターとして活躍中の矢部亨氏を迎えて分かりやすく解説するコーナーも常設、ユーザーから非常に役立つと人気を博しています。
ズバット車買取の評判
ホントに「ズバッ!と」高い買取査定が見つけられるのか、ここでは実際に利用した方からの評判を集めて、筆者の分析や調査を織り交ぜ総評してみたいと思います。
- 良い評判
- 「コラムを読みながら何気なく査定依頼したら高い査定を出す業者と出会えた、ありがとうズバット!」
「下取りは安い、売り時はいついつなどいろんな情報がとても参考になりました」
「同じ車なのに業者で査定額がこうも違うとは…ズバットの言っていることは本当だった」 - 悪い評判
- 「カーセンサーのほうが操作しやすい」
「とにかく業者からの電話が多い、ウザい」
総合評価
サイトの使用感については、後程恒例の「やってみた」で実感を伝えるとして、一括査定を利用した後の電話ラッシュについてはもはや「宿命」と思って我慢するしかないかも。
良い評判にあるように、買取査定額の決定はその業者の経営スタイルの違いが重要な要素、ズバット車買取の公式サイトでも自サイトへの参加企業の業態の違いで買取価格が高くなることがあることを前面に押し出していたので、実際に参加業者の一覧を見てみました。
すると、自社での直販に力を入れているビックモーターやガリバー、オークション転売が主なアップルや国内最大のオークション会場運営会社傘下のラビット、さらに海外輸出車の買取が得意な買取業者などがあるため、様々な視点で中古車を評価査定できる点は、間違い事実のないようです。
実際にやってみた!
さあ!本当のところは試してみなきゃわからない、という訳で今回もラストは3年落ちのプリウスにまたまた登場いただいて、このズバット車査定を試してみたいと思います。
ちょっと気になるものを見つけてしまいました
まずは「ズバット車査定」と検索してトップページへGO!すると…、
出てきたのがこちら。
ン?まてよ、上部に「中古車の査定相場」というボタン発見、これはまず試してみたいとさっそくクリック!すると、
こういう画面に移動、プリウスを選択して次に進むと、
何!いきなり出ました査定相場、でも年式とか走行とか査定に関する重要事項まだ入れてないのになぜそれがわかる?、と思っていたら134,2万円との表記の下にちゃんと「2014年式で走行2000kmそして算出」と書いてありました
そして、ページ下部には自分の条件に合わせてそれを変更、再計算する機能も備わっていたのでいろいろと条件を変えて入力してみましたが、なかなかの精度で相場が算出されました。
しかもその下には、
こんな具合に、前後半年スパンでの買取査定相場値動き予想チャートや、実際にこのズバットを利用して同条件程度のプリウスを売却したユーザーの、体験ルポが記載されていました。
算出されている買取相場はもちろん概算で、その買取価格を補償するものではありませんがすが、これはイイ!実際に一括査定申し込みをする前に確認できるので、匿名で利用できますね。
これなら、しつこい電話に悩まされることなく威張って仮見積もりできるではないですか、個人情報の取扱いに疑問が出ていると最初にお伝えしたウェブクルーですが、なかなかいい機能がつけられていました、ごめんなさい。
さて本題の一括見積依頼をかけてみましょうか
とても便利な事前買取相場機能を、気が済むまでいじくった後(30分以上やってましたがかなり使えますこれ)、本題の一括査定依頼トップへと移動します。
実際の画面がこちらで、平均16万円以上査定がアップ!の文字が、でかでかとまず目に飛び込んでみます。
でもよく見ると小さく、「下取りとの比較」と書いてあり、これが他の一括査定サイトでの買取査定額や、買取各業者を単体で訪れたときとの比較ではないことに、しっかりとくぎを刺しています。
さて、必須項目を入力していきますが、車種と年式、走行距離の範囲名前にメルアド、住所と電話番号の入力と、操作性の悪さを指摘する悪い評判もありましたがそんなにそれは感じず、2分もあればだれでも入力完了するでしょう。
次に出た画面で、依頼先の取捨選択ができるようですが、筆者の場合はガリバー、ビックモーターそして九州ユーポスの3者のみへの依頼、やっぱり最大10社はなかなか達成できないみたいです。
ただ、これまで試した中で初めてユーポスが登場、このユーポスは関西最強との呼び声も高い買取業者で、大阪にある「ベイオーク」という関西最大級の自動車オークション会場運営会社とほぼ完全に連携しています。
その為、オークション会場で引く手あまたの人気車の買取については、直販にも力を注ぐ最大手のガリバーや、九州の雄ビックモーターをしのぐ買取査定を出す事もあるので、この業者の参加には、少しプラス評価をあげたいところです。
まとめ
このズバット車査定について、筆者が最後まで一押しするのは、なんといっても査定相場算出機能、はっきり言ってその1点と言っていいぐらいで、他サイトとそれほど違いはありません。
本依頼しても、最後に概算相場が表示されますが、個人情報などを入力しなくていいのが◎。
自分の愛車の査定相場が、今どれくらいなのか興味本位で覗いてみたり、次に買う予定の車がどれぐらいで買取されているのか、前もってチェックしたいときなどに使うと「リセールバリュー」の確認にもなるのでおすすめです。