カービューは1996年創立のヤフーグループ企業です。マイクロソフトとソフトバンクが合弁で設立したこちらはその後セブン-イレブン・ジャパンも巻き込んで成長し、今はヤフー株市区会社の完全子会社となっている、carview!やtradecarviewなどの自動車関連サイトを運営しているのが(株)カービューです。

カーセンサーと連動して中古車情報を提供したり、一括査定サイトのように、ガリバーやビックモーター、カーセブンにユーポスなどなど、提携200社以上ともいわれる各買取店の査定依頼を最大で8社一気にすることができます。

ネットワークの力を買取査定にも反映

カービューはその販売や買取査定のスタイルなどはカーセンサーネットや、グーネットとさしたる違いはありません。

あくまで、販売にしても買取にしても中継地点としての役割を果たしているだけで、紹介することによるバックマージンで利益を上げるコンサルティングビジネスが主体であり、顧客を誘導するためのサイト構築がなされていて、いろいろなユーザーをかき集めるのがこのカービューが果たすべきことになります。

そしてその能力が非常に優れているのがこのカービュー最大の特徴です。

カービュー最大の特徴はSNS

カービューが多くの登録買取業者や販売店を集めている最大の理由は、同社が2004年からサービス提供を開始したSNSみんなのカーライフ、略して「みんカラ」の存在です。

さすが時代の寵児、ビルゲイツと孫正義の会社が仕掛けただけあって、巧みなユーザー集客力を持っています。

サイト訪問者増大のメソッド「みんカラ」

このみんカラは、2012年現在のちょっと古い数字なので今はもっと増えていることでしょうが、以前は「オートビレッジ」という名前だったこの公開型SNSを訪れるユーザーの総数はなんと2500万人、会員登録している数も50万人以上、1か月あたりの総PVは驚異の6億PVというモンスターSNSで、基本的には車に関すること、新車情報やメンテナンス方法などを情報交換する場となっています。

機能は徹底してカーライフに便利なように作られていて、

  • 整備手帳・・・日時から作業車種、内容などの他画像や動画も添付できる、他人のアップしたこれを参考にDIY整備するユーザーも多い。
  • パーツ取り付け駆け込み寺・・・AV機器から足回りのサスペンションまで、近隣の持ち込みパーツ取り付け対応店を検索してくれるシステム。
  • 燃費記録・・・自社の燃費はもちろん近くのガソリンスタンドのガソリン価格や場所なども掲載可能。

など、車好きが喜ぶコンテンツが多いのがユーザー数拡大につながっているSNSです。

SNSの商的利用

とにかく車のことなら何でも情報交換できるようになっているみんカラの参加者は、個人ユーザーに限られず、

  • みんカラ+(プラス)・・・イエローハットいったカー用品販売会社、アルパインなどのカーAVメーカー、さらに日産のおーっテックジャパンやトヨタモデリスタなどディーラーのパーツブランドなど、企業もが参加する有料コンテンツ。
  • みんカラセレクト・・・自動車の評論家やプロレーサー、タレントなどがそれぞれの車情報を語ったりアドバイスなどをする人気コンテンツ、こちらも有料。

などと多岐にわたり、さらに自動車パーツメーカーや整備会社などが多数集まり、自動車ユーザーのための1大ネットモール「みんカラショッピング」というネットショッピング機能を展開して、各店のブログをチェックしながら自動車関連商品を購入したり、みんカラでしか購入できないオリジナル商品などもあって大変繁盛しています。

また、タイヤメーカーなどと協賛し、無料でその使用感をモニターするユーザーを募集したり、燃費向上やエンジンのパワーアップを謳うケミカル商品のお試しなどを募集することもあるなど、カーライフを豊かにするための様々なアイデアと知識が詰まったSNSになっています。

車を売るそれは必ずやってくる瞬間です

いつも愛車に手をかけお金をかけ、メンテナンスなどに気を配る人ほど、このみんカラをインストールして会員になったり、利用したする機会が多くなりますが、その時自動的にカービューと繋がることになります。

みんカラやってみた!

カービューの買取査定の特徴を伝えるには、まずこのみんカラを使ってみるのが一番、ということで早速アプリ版をダウンロードしました。

筆者もパソコンから幾度かこのみんカラに入り込んだことはありますが、モバイル版をダウンロードしたのは初めてです。

なんだか自分のペットを自慢するやつみたいな作りです

開くといきなり目につくのが愛車の写真とそれにつけられたイイね、続いてスタッフのブログやPV上位の書き込み紹介や新車関連のニュースなど、なんだかペット自慢サイトみたいな作りになっています。

興味のある車情報から買取査定ページへの誘導をする

試しに、「マツダCX-R」に関するニュース記事に向かってみます。

するとガソリンモデルの追加を検討中との話題が乗っていて、その記事に対するコメントがいくつか並び、その後にその車種の新車カタログやン中古車情報、さらに小さくですが、「購入を考える前に愛車の現在価格を調べる」という誘い文句が!これです。

するとカービューへと向かいます

早速クリックするとカービューへ「ビュー」と飛びました。(ダジャレごめんなさい)

要するに車に関する情報を網羅したこのみんカラが、カービューへユーザーを呼びその販売台数や買取台数を支えているというのが、このカービュー買取の最大の特徴で、その買取実績の基地込なども即座にみんカラに反映され、それを見たユーザーの客引きにもなっているという訳です。

さすが検索エンジン最大手のヤフー、今のご時世によく合ったサイト運営をしています。

カービュー買取のメリット

基本的な性能から言えば他の一括査定サイトと変わりません。正直なところ、査定自体は登録している買取業者に情報を振るだけなのでほかの一括査定サイトとその価格などに変化が出ることはまずありません。

ただ、みんカラという査定に関する相談などにも乗ってくれる仲間が増えるSNSをうまく利用すれば、比較するときに大きな力になるかもしれませんし、愛車と同じ車に乗っているみんカラフレンドなんかができればそれはより力強いものになります。

選択項目が面白い

カービューの買取査定で入力をするとき面白いのが、車両の種類入力の時に国産車・輸入車という当たり前の項目以外に、「商用車」と「事故車」という項目があることです。

筆者いろいろな一括サイトを除いたことがありますが、商用車はともかく、自分で事故車と申告させるスタイルは初めて見ました。

果たしてどこまで、商用車や事故車という申告が正確な査定に役立つかは疑問ですが、一定の絞り込みをしてくれるのであれば、売却先を決めるのに役立ちそうではあります。

カービュー査定のデメリット

これは一括査定サイトならすべてに言えることですが、いったん一括見積を個々で依頼すると最大で8社からの査定が受けられるメリットに合わせて、同数の会社から嵐のような営業の電話がかかってきます。

人気車種の場合だと争奪戦が熱を帯び、筆者の経験と聞いた話では朝9時から10時までの1時間で着信が30近く着た方もいるそう。

その時間は仕事焼け出られなかったそうですが、留守電を聞くのも煩わしくそれはメールでも同じような状況だったそうです。

まとめ

普段何気なく愛車のメンテ方法などを見るにはみんカラは楽しいツールですし、うまく使えば確かに豊かなカーライフ実現に役立ちそうです。

カービューも依然あった同グループ内の「ヤフー自動車」を押しのけてその名前を保持しているくらいなので、なかなかの実力を持っている買取比較サイトです。

みんカラはもちろんですが、カービュー自体も一見中古車の販売、査定比較サイトとは分からないほど車に関する情報量に関しては他を圧倒するものがあるので、売る売らないは別にして一度は覗いてみてください。

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