1977年といいますからもう40年以上昔、「中古車情報通信」という雑誌を名古屋で発行し、その後多くの企業を吸収したり中古車オークション大手のUSSと企業提携するなど勢力を拡大、

Goo
全国を14か所に分けそれぞれの地域の中古車店にある在庫車を、車種と値段・年式や走行距離などで細かく分類した情報誌。
グーネット
雑誌に載っている車両以外のものもネット上で掲載、販売を促進しつつ、買取への誘導も同時に行っている。
Gooworld
輸入中古車の情報を公開するサイトおよび情報誌、雑誌版は全国5エリアに分けて発行されている。
GooBike
全国8か所にある中古バイク店の在庫情報を網羅している、こちらもネットと雑誌版がある。
GooPit
東海3県にある整備工場の情報を公開している。
GooParts
中古車パーツ販売サイトでバイク版も。

などを展開する(株)プロトコーポレーション。

筆者は広末涼子さんが出演していたCMのイメージが最も強いですが、「Goo」はカーセンサーと並ぶ中古車雑誌の草分け的存在で、実際愛車を探すとき穴が開くほどチェックをしていました。

幅広いその展開でノウハウを吸収

前述したとおり、(株)プロトCOは車とバイクのことに関しては販売から買取、パーツ情報に至るまであらゆることを網羅しているため、その主力アンテナであるグーネットには、あらゆる面から中古車業界の相場傾向や販売実績台数、流行のカラーやグレードに至るまで買取査定の決定に関わることが吸い上げられていきます。

たとえば、中古車を見つけるために入力した検索条件を分析すれば、今どんな値段域の中古車が探されていて、どんなタイプが人気なのか、検索状況に合わせて実際の販売実績も即座に入手することができます。

そして、人気傾向がつかめればそれと提携済のUSSもオークション落札相場と総合して、査定額を適切に正確にはじき出す大きな手掛かりを手に入れることが可能です。

その販売実績を支える鑑定制度

グーネットでいろいろと愛車を探していてもそれが本当に良い状態の車体なのかなんて、実際見ないといや、実際に見たとしても素人にはわかりにくいものです。

しかし、このグーネットには中古車販売店や買取業者とは違う第3者で構成された団体、JAAA「日本自動車鑑定協会」の協力の元、そこに属している鑑定官のお墨付きを得たものにGoo鑑定車という冠を付与しています。
さらに、

  • フロントガラスの飛び石
  • メーター類のチェックや異臭など
  • エンジンオイルやラジエター液の漏れがないか、異音がしないかなど
  • 骨格やピラーの修復歴
  • ホイールの痛みやタイヤの残溝

などを含めたチェック項目13か所以上に及ぶ車両状態を、「評価書」として明記したID車両も10万台以上を公開しています。

これが購入はもちろん販売側ユーザーのから安心を産んで、多くの販売実績を実現。

それに伴って全国津々浦々実に40万台を超えるほどの登録中古車数を常時キープしています。

販売登録台数が多いということは・・・

販売台数が多いことと買取査定に何の関係があるのか、という疑問をお持ちの方たくさんいることでしょう。

じつは、販売台数が多い→乗り換えユーザーが多い→買取実績も増える→査定価格・相場の安定

という、業界では当然の現象がネットという小さなパソコンの中で起きています。

つまり、中古車業界全体の縮図として登録台数が多ければ多いほどその査定価格は高く安定していくのですが、それに合わせてこのグーネットではもう1つ売り手にうれしい機能が備わっています。

海外市場の把握や、パーツの人気などからも情報を入手

動作yでは輸入中古車を取り扱うサイトと情報誌、更にエアロやホイールなど関連パーツを売るサイトなども同時に展開しているので、他のサイトではわかりにくい外国産中古車や逆輸入中古車の価格傾向や、人気のパーツの動向が良くわかります。

それらもこのグーネットの査定をより確実にする大きな要素になっています。

一括査定サイトとグーネットが違うポイント

Gooが買取るわけではない!

さて、ここではまず根本的なことを言っておかねばなりません。

BIGMOTORガリバーなどは店舗での直接査定や出張査定のほかに、ネットでの簡易査定にもしっかりと対応していて、今や業界でもネット対応をしていないと生き残れない状況にあり、それを利用して売却先を検討する方も多いはずです。

しかし、グーネットでは運営元のプロトCO自体がその車を買取するわけでもGooが買取るわけでまなく、登録しているアップルラビット、ユーポスなどの買取チェーンや地元の中古車店など様々な買取店に入力情報を送り査定をさせる、いわば一括査定サイトと同じスタイルの査定サイトです。

ただし、グーネットがそれらつ違う点があり、これが特に女性やご年配の方の受けていて、その査定台数の増加に一役買っているのです。

相場検索機能がとても便利なんです!

これまで説明したことだけではグーネットの真価を表現することができず、「これならほかの一括査定サイトとそれほど変わらないじゃん!」という声もここまで届いてきそうです。

しかし、このグーネットには各買取店に実見積もりを依頼する前に、その車体のデータを細かく入力することで、買取査定の相場を事前に知ることができる「買取相場検索機能」が搭載されています。

これにより、

  • 一括査定したらしつこく毎日のように営業の電話やメールがくる
  • せっかく時間を割いてくれたのに申し訳ない

などといったことなく、ある程度の目安を知ることができます。

試しにダミーでやってみました

売るつもりなど一切ありませんが、母の車の条件を入力して結果を見てみました。

スペックは、

平成22年式 MRワゴングレードG 白
走行距離 45,000キロ

これを手順に沿って入力すること2分、査定相場結果は・・・27,2万円也~

未来6か月の買取価格相場の推移のグラフまでついていて、当該車両を探しているとされるいくつかの近隣中古車店がそのあと紹介され、WEBや電話での実査定に進行するためのバナーが表示されました。

ダミー調査の結果を分析します

同条件の車を中古で購入するなら、大体安くて60万円高くて75万円という所でしょうか。

程度や買取店それぞれの好みに左右はされますが、この車種であるなら販売価格の3分の1程度、20万円から25万円が買取価格の平均と経験上ではと考えられますのでかなり正確な結果が出ていると筆者は判断しました。

実はこのグーネット以外でも同じような相場調査ができるツールを換装しているサイトはたくさんあります。

ただ、このレベルまで正確な結果が出せるのは長く中古車業界をけん引してきた同社の膨大な取引経験やノウハウが備わっているからでこの制度ははっきり言って一般の相場予想サイトでは実現できない水準といえます。

この情報を持ったうえで実際に見積もり依頼するのとそうでないのでは大きく査定での駆け引きに違いが出そうです。

しかも。いつ売るのがベストタイミングなのかもグラフでわかるのもうれしいところ、素人に優しいサイト設計になっていて、これは中古車を購入する前に現時点でのその車の価値を知っておいて、できるだけ高く売れる車種に乗るという意味でも、大変便利な機能といえます。

まとめ

カーセンサーと両翼を担う、中古車情報の雄グーネットはあれこれと検索をして覗いているだけでも楽しいサイトです。

自分の好きな車がどれぐらいで売られていて、試しにその買取相場を調べるなんてことだけでも筆者は時間を忘れてしまいそうでした。

1円でもい高い査定を引き出すコツは、何といってもできるだけ多くの情報を持って査定に臨むことです。

今回紹介したグーネットはうまく利用することで、それを可能にする優秀な情報入手ツールとなってくれることでしょう。

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